Between Five Bells / Red 2012 Sold Out
ファンにとっては堪らないビトウィーン・ファイブ・ベルズの2012年の熟成ワイン
探しても出てこないワインが出てきました。状態は文句なし。
レンガ色に熟成によるオレンジかかった外観。良い熟成具合の艶のある色合い。
香りは豊富でプラムにブラックベリー、チェリー、オレンジの皮。ユーカリや黒胡椒、焼いた肉の香り、焦バター、タバコ、カカオニブなど。アルコール度数は低めで、タンニンも液体に溶け込んでいて滑らか。熟成によって楽しめる香りとエキス感を堪能できるうっとりした妖艶なワインとなっており、さらに熟成も期待できそうです。
ブラインドテイスティングではサンジョベーゼや冷涼気候のシラーと答える人や、ネッビオーロやメルローといった様々な意見がありました。多様な顔を見せてくれるのがビトウィーン・ファイブ・ベルズらしさだなと再認識しました。
【商品名】ビトウィーン ファイブ ベルズ レッド2012
【原産国】オーストラリア、ビクトリア州、ジーロング
【生産者】デヴィッド フェスク、レイ・ナデソン
【タイプ】赤ワイン・ミディアムライト
【ぶどう品種】サンジョヴェーゼ主体、シラーズ、グルナッシュ少量、グラシアーノ少量
【アルコール】11.0%
【公式HP】http://betweenfivebells.com(English)
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デヴィッド フェスク
5世代に渡りニューサウスウェールズのワイン輸出入で財を成した一族出身の彼は、現在のオーストラリアワインの潮流とはまるで逆行したスタイルを目指してプロジェクトをスタートしました。
カリフォルニアで昔から細々と作られるフィールドブレンド、そしてフランス ローヌの英雄グラムノン。
自身が働いた過去の経験をベースに、ブドウ自身が持つポテンシヤルを素直に引き出す事だけを念頭に、全てのワインスタイルを決定しています。
レイ・ナデソン
レイは元薬学博士。醸造担当。
同じ ジーロングにあるレスブリッジ ワイナリーでオーガニック アプローチによるワイン作りをリードしています。
特にブルゴーニュ品種に関してはウィリアム ダウ ニーに並ぶ天才と称されており、今やメーリングリストだけでワインが完売する スーパースターの一人となりました。
そもそも熟成を目的として造られてはいませんし、グランヴァンでもありませんのでリリースしてすぐ飲まれるべきワインなんですよね。ですがマニアは熟成させます。結果素晴らしいワインになっておりました。もう飲めないワインはフランスの高級ワインだけにあらず、オーストラリアのテーブルワインだってそうです。一期一会のワインですね。