ピノ・ムニエ

Ochota Barrels / The Mark of Cain Pinot Meunier 2018 オコタ バレル / ザ・マーク オブ ケイン ピノ・ムニエSold Out

Re071
Re071
Re071
Re071

樹齢40年弱のアデレードのピノムニエ 100%

単一品種のピノムニエの赤ワインの可能性に確信を持ち始めている、またはチャンレンジしている生産者は世界中で増えていますが、樹齢が若いものが多いのに対して、このピカデリーのピノムニエは1985年に植えていることから他の国とは比較的ぶどう樹のポテンシャルが違うと思います。もちろんシャンパーニュ地方のコトーシャンプノワも品質よく魅力ありますが、なんせ高い。。オーストラリアでピノムニエといえばMurdoch Hill(未輸入・同産地)で日本に入って来れば流行ること間違いなしですが、このオコタのピノムニエも同じくらいのポテンシャルを感じます。

【テイスティングコメント】
外観はアセロラやザクロの様なきれいなパールルビー。味わいははっきりとしたチェリーとルバーブに僅かにスパイスや根菜系の風味、非常にバランスは良く淡いタッチだがミネラルがしっかりあり骨格は充分。シャンパーニュ地方で作られる赤に似た印象受ける。開けてからも寿命は長い。

【商品名】オコタ バレル / ザ・マーク オブ ケイン ピノ・ムニエ 2018
【原産国】オーストラリア、南オーストラリア州、アデレードヒルズ
【生産者】タラス・オコタ Taras Ochota
【タイプ】赤ワイン・ミディアムボディ ドライ
【ぶどう品種】ピノムニエ 100%
【アルコール】12.8%
【公式HP】https://ochotabarrels.com(English)

MAP OF ADELAIDE

在庫状態 : 売り切れ

販売価格  ¥5,200(税込)

ギフト用  

ワイン手提げ袋 白  

SOLD OUT

タラス・オコタ

オーストラリアのナチュラルワインムーヴメントにおける伝説的な人物、故タラス・オコタが2008年に設立したオコタ・バレルは、アデレード・ヒルのバスケット・レンジで、ワインの愛好家に探し求められ続ける小規模で多様なワインを造り続けています。

タラス オコタはアデレード大学で醸造学を修めた後、数々の有名ワイナリーでワインメーカーを歴任してきた秀才でした。南オーストラリアではTwo Handsや Murray Street Vineyards、Nepenthe、更にイタリアのプーリアやシチリア、カリフォルニアではKunin、Bonnacorsi、Arcadian、Schrader、Out Post、 Hitching Post’sといったワインをスターダムに伸し上げた先に選んだ道が現在のオコタバレルです。それは妻アンバーと共に古びたワーゲンワゴンに乗りながら カリフォルニアからニューメキシコに掛けてサーフィンツアーをしながら思いついたアイディアで、生まれ育った南オーストラリアでクラフトワインを作るプロジェクトでした。

アデレードヒルズの中でも最も涼しいレンズウッドに居を構え、オコタが始めたワイン作りは只管シンプル。野生酵母発酵で無清澄、無慮過。バスケットプレスで古めかしく作る昔ながらのスタイルです。醸造過程では一切のSO2を拒絶しています。とはいえパンクミュージックとサーフィンがライフスタイルの中心にあるタラスが作るワインですから当然作りはファンキー。特に南フランスで出会った沢山のワインメーカー達や同じ集落で暮らすルーシー マルゴーやヤウマ達から大きな影響を受けて、そのワインスタイルは毎年どんどん変貌を遂げています。オコタ・バレルのワインに使われるブドウは、アデレード・ヒル、マクラーレン・ヴェイル、バロッサ・ヴァレーといったオーガニック、ビオディナミ、サスティナブルなワイン造りが広く実践されている産地から採られています。

複雑、活力にあふれ、確固たるスタイルがあり、アルコールも控えめなワインは素晴らしいピュアさが感じられ、カルトワインとしての地位を得ています。悲しいことにタラス・オコタは2020年に亡くなってしまいましたが、彼のヴィジョンは確かに彼の妻でワインメーカーであるアンバーに引き継がれています。

ワインメイキング

ハンドピッキング、フランス産古樽にバスケットプレス、野生酵母、MLFなし、清澄なし。
瓶詰め時のみ少量のSO2添加

関連商品