Ochota Barrels / Home…Pinot Noir 2016 オコタ バレル / ホーム ピノノワールSold Out
隠れたオコタの名作。フェミニンでエレガント。全房発酵ピノノワール
テニスコート程しかない単一の自社畑は、25年前にアシュトンヒルズのブドウ園から採取されたクローンのミックスです。このワインは妻のアンバー・オコタが望むようにタラスが介入せずにワインを造ります。わずか400本ほどしか造られず貴重であります。ラベル写真はスウェーデン南部の町シムリスハムンのワイナリーに向かうトラックのポピー畑の自転車からの風景です。
【テイスティングコメント】
非常にキレイな淡い色調で健全な状態。
ワイルドチェリーやラズベリーの様な繊細な赤い果実味に上手な全房発酵由来の控えめなドライハーブや土やスパイス系の香り。とてもフェミニンでエレガント。華やかでありながらどこか田舎風とも呼べる地味で控えめな酒質も心地よい。
ワインを口に運ぶ回数が非常に早くなり、全く酔う気配など感じさせないアルコール感のない美しいワイン。
【商品名】オコタ バレル / ホーム ピノノワール ピノノワール2016
【原産国】オーストラリア、南オーストラリア州、アデレードヒルズ
【生産者】アンバー・オコタ Amber Ochota
【タイプ】赤ワイン・ミディアム ドライ
【ぶどう品種】ピノノワール100%
【アルコール】12.2%
【公式HP】https://ochotabarrels.com(English)
タラス・オコタ
オーストラリアのナチュラルワインムーヴメントにおける伝説的な人物、故タラス・オコタが2008年に設立したオコタ・バレルは、アデレード・ヒルのバスケット・レンジで、ワインの愛好家に探し求められ続ける小規模で多様なワインを造り続けています。
タラス オコタはアデレード大学で醸造学を修めた後、数々の有名ワイナリーでワインメーカーを歴任してきた秀才でした。南オーストラリアではTwo Handsや Murray Street Vineyards、Nepenthe、更にイタリアのプーリアやシチリア、カリフォルニアではKunin、Bonnacorsi、Arcadian、Schrader、Out Post、 Hitching Post’sといったワインをスターダムに伸し上げた先に選んだ道が現在のオコタバレルです。それは妻アンバーと共に古びたワーゲンワゴンに乗りながら カリフォルニアからニューメキシコに掛けてサーフィンツアーをしながら思いついたアイディアで、生まれ育った南オーストラリアでクラフトワインを作るプロジェクトでした。
アデレードヒルズの中でも最も涼しいレンズウッドに居を構え、オコタが始めたワイン作りは只管シンプル。野生酵母発酵で無清澄、無慮過。バスケットプレスで古めかしく作る昔ながらのスタイルです。醸造過程では一切のSO2を拒絶しています。とはいえパンクミュージックとサーフィンがライフスタイルの中心にあるタラスが作るワインですから当然作りはファンキー。特に南フランスで出会った沢山のワインメーカー達や同じ集落で暮らすルーシー マルゴーやヤウマ達から大きな影響を受けて、そのワインスタイルは毎年どんどん変貌を遂げています。オコタ・バレルのワインに使われるブドウは、アデレード・ヒル、マクラーレン・ヴェイル、バロッサ・ヴァレーといったオーガニック、ビオディナミ、サスティナブルなワイン造りが広く実践されている産地から採られています。
複雑、活力にあふれ、確固たるスタイルがあり、アルコールも控えめなワインは素晴らしいピュアさが感じられ、カルトワインとしての地位を得ています。悲しいことにタラス・オコタは2020年に亡くなってしまいましたが、彼のヴィジョンは確かに彼の妻でワインメーカーであるアンバーに引き継がれています。
栽培 | 醸造所から近い100%自社畑から。 |
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ワインメイキング | 100%全房発酵 |
生産量が少なく、日本でも扱っているところは少ない。
自分は試飲し、すぐに国内在庫5本を抑えました。
それぐらいこの繊細でかわいいワインの表現力にうっとりとしました。
ぜひ金額は良い価格なので先にフォレストを飲まれて、よかったらお試しください。