Sato Wines / サトウ ワインズ

Sato Riesling L’atypique 2020 サトウ / リースリング ラティピックSold Out

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初リリース 「型破りな」という名のリースリング版オレンジワイン

一部全房を入れつつ、トータル20日間のスキンコンタクトをさせたオレンジワインで、日本のみならずこれがワイナリーからのファーストリリースとなります。
かなり濃さを感じさせるゴールドな色調、ハチミツを伴う完熟リンゴや花梨といったフルーツの果肉感。まるでアップルジンジャーのようなスパイスを多分に含んだ豊かなアロマがふわっと立ち上がり、口内全体で旨味とミネラルを感じられるような粘性のあるテクスチャー。
もちろんオフ・フレーヴァーの類は佐藤さんの他のワイン同様全くありませんし、重要なポイントとして、酸がかなり強く感じられますのでペアリングでも重宝しそうなワインです。

【原産国】ニュージーランド・セントラルオタゴ
【生産者】佐藤 嘉晃 & 恭子氏
【タイプ】オレンジワイン ミディアム ドライ
【ぶどう品種】リースリング100%
【アルコール 】11.6%

佐藤ご夫妻

在庫状態 : 売り切れ

販売価格  ¥5,700(税込)

ギフト用  

ワイン手提げ袋 白  

SOLD OUT

佐藤 嘉晃 & 恭子 氏

プロフィール

サトウ・ワインズは佐藤嘉晃・恭子夫妻による小さなプロジェクトとして2009年に始まりました。同じ勤務先であった日本の銀行で知り合った佐藤夫妻は、転勤先のロンドンで世界のワインに触れ、お互いワイン好きが高じて、いつしか自分たちのワインを造ろうと思い描くようになりました。そして 2006年に自分たちのワインを造るべく、ニュージーランドへ渡り、 クライストチャーチのリンカーン大学で栽培・醸造学を学びました。 大学卒業後間もなく二人はセントラル・オタゴに落ち着き、バノック バーンにあるフェルトン・ロードでワインメーキングのキャリアをスタートしました。チーフ・ワインメーカー、ブレア・ウォルターのもとで 2 年半の間、畑とセラーで従事した後、佐藤嘉晃は自分たちのワインを造るべく、ギブストンにあるマウント・エドワードへ移り 、そこで 4 年間ワインメーカーとして勤務する傍ら、Sato Wines を設立し ました。そして2012年に自分のワインに集中するため、クロムウェルの地元のワイナリーのスペースを借り、サトウ・ワインズのプロジェクトを推し進めていきます。また恭子氏は、現在もフェルトン・ロードの畑のマネージメントに携わり、ヴィンヤード・スーパーバイザー として従事しながら、そのビオディナミの知識を自らのワイン造りに生かしてきています。

佐藤氏の造りたいワイン…

2019VT からは自前の醸造所を構え、自社畑からのワイン「La Ferme de Sato / ラ・フェルム・ド・サトウ」のリリースも始まることから、国内外問わず高い注目をますます集めるようになっています。“ヴィニュロン”を自称される(注:畑での作業を第一優先とする醸造家は Winemaker という肩書きを避けることがある)佐藤さん夫婦が、世界最高峰のテロワールを有する畑と真摯に向き合い、弛まぬ努力によってようやく得られた高品質なブドウからサトウ・ワインズのワインは産まれます。ワイン伝統国の偉大な造り手たち(ベルンハルト・フーバー、ドメーヌ・マタッサ、ジャン・イヴ・ビゾー、ジャン・ピエール・フリック、フィリップ・パカレ、ジュリアン・ギヨ、クリスチャン・ビネールなど)から学び大きな影響を受けた彼らは「優しくて、繊細でしなやか、かつ滑らかな口当たりで飲み手を癒してくれるようなワインを造りたい」と、オーガニックもしくはビオディナミ農法で栽培されたブドウを、添加物を一切用いることなく(ボトリング前の少量の酸化防止剤を除く)丁寧に醸します。生み出されるワインはセントラル・オタゴの冷涼かつ寒暖差の大きい気候の恩恵をしっかり享受しつつ、体に染み込むようなコクと生命力に溢れたエネルギーを感じさせながら上品さがあり、心地よい余韻へと続いていく素晴らしいもの。その根底には、「可能な限り、畑からボトルの中へと引き継がれる調和した微生物環境を壊したくない。正しくテロワールとヴィンテージが反映されたワインを造りたいんです。“美味しいワインは文字通り生きている”と信じているからです」と語る佐藤さん夫婦の確固たる信念があります。

「まず何より、自分たちはワイン造りを行っている土地に対して存分の敬意を払うことが大切だと考えています。したがって、ブドウの栽培はオーガニックないしはビオディナミ農法でなされるべきだと信じていますし、ブドウは人の手による介入を最小限に抑えてワインへと生まれ変わらせるべきだとも信じています。生命力に満ちた健康的なブドウを収穫できるセントラル・オタゴというこの美しい土地のテロワールが反映された“混じりけのない生きたワイン”を造り出すこと、その挑戦に私たちは心を昂らせないわけにはいかないのです」…嘉晃氏が語るこの言葉こそにサトウ・ワインズの魅力が最も端的に現れており、そして何より、我々はワインの中にそれを確かに見て取ることができるのです。

栽培

バノックバーンに位置する Domain Road Vineyard から。

醸造

一部全房(17%)のまま約 7 日間の醗酵前浸漬、野生酵母による醗酵およびスキン・コンタクト(合計で20日間)。 バスケットプレスされ古樽で12ヶ月熟成、MLF。ボトリング前に15ppmの酸化防止剤を添加。残糖 0.12g/L。ノンフィルター、清澄剤不使用。

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