カベルネソーヴィニョン

Moss Wood / Cabernet Sauvignon 1997 モスウッド / カベルネソーヴィニヨン

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オーストラリアで最も人気の高いカベルネ・ソーヴィニョンの一つ

秘蔵のワインが出てきました。キースいわく、ボルドーワインを造りたいのではなく、マーガレット・リヴァーらしいワインを造りたい。ぶどうが良く熟し、パワフルな香りや果実味がありながら、タンニンが柔らかく寛大な深みを持ったワインが、20年以上の時を経てどのような表情になっているかとても楽しみなワインです。インポーターのヴィレッジセラーズの自社倉庫で動かさず眠っていたものです。

非常に厳しいヴィンテージで収穫量は半分程減った年でした。1981 年と1986 年も同じようなヴィンテージでしたが、これらのワインは強力な鋼のような構造で、密度が高く、フルボディの仕上がりで長期熟成型のワインでした。1997年もようやく飲み頃に入ったのではないかと予測しております。

【原産国】西オーストラリア州 マーガレットリバー
【生産者】Keith & Clare Mugford
【タイプ】赤・フルボディー
【ぶどう品種】カベルネ ソーヴィニヨン (100%)
【アルコール 】14.00%
【1997ヴィンテージ情報 英語】https://www.mosswood.com.au/wines/moss-wood/cabernet-sauvignon/1997-vintage/

西オーストラリアの地図

在庫状態 : 在庫僅少

販売価格  ¥21,000(税込)

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クレア&キース・マグフォード

モスウッドは、オーストラリアで最も人気の高いカベルネ・ソーヴィニヨンを40年以上造り続けるプレミアム・ブティック・ワイナリー。オークション市場での取引に基づき評価を決める「ラングトンズ・クラシフィケーション」では1990年の初回以来、常に最高位の評価「エクセプショナル」を得ています。

1969年に設立されたモスウッドは、今日のオーストラリアを代表する銘醸地マーガレット・リヴァーで2番目に⻑い歴史を持ちます。土壌、気候など諸条件がブドウ栽培に最も適しているとされる北部ウィルヤブラップ(Wilyabrup、サブ・リージョン)にヴィンヤードとワイナリーを擁し、設立当初よりプレミアムワインに特化したワイナリーとして、高品質のワイン造りを目指してきました。

現オーナーで醸造家でもあるキース・マグフォードは、南オーストラ リアのアデレード大学ローズワーシー校で栽培・醸造を学び、1979年にモスウッドにアシスタント・ワインメーカーとして参画。1984年に妻のクレアとともに、ワイナリー設立者のビル・パネル夫妻(現ピカーディーオーナー)からモスウッドを引き継ぎ、1985年正式に所有権を取得しました。以来、さらなるワインの品質向上に取り組み、今もなお栽培・醸造における様々な改良を続けています。

2000年には、同じウィルヤブラップ地区の 1.2km南に位置するリボンヴェイル・ヴィンヤード(植え付け 1977年)を購入し、カベルネ・ ソーヴィニヨン、メルロ、ソーヴィニヨン・ブラン&セミヨンのブレンドを新たにレンジに加えました。

2006年にはカーティン大学で栽培醸造学を修めたアレックス・クルタスが、2018年と2019年にはアデレード大学で栽培醸造の学位を取得した息子のトリスタンとヒューが加わり、現在マグフォード家の4人とアレックスの5人で栽培・醸造・販促をこなす。

栽培、畑

モスウッドの自社畑(11.78ha)
ワイナリー敷地内周辺に広がる緩やかな北向きと東向きの斜面。
ウィリヤブラップの粘土質に覆われた砂利質ローム土壌
植え付け:1969&1971年(CS)
クローン:ホートン
仕立て方:スコット・ヘンリー/無灌漑

醸造

茎を取り除き、開放タンクに移した後、純粋な酵母菌を添加し発酵開始。発酵は高温(最高30℃に達する)で7日間行われました。この間、手作業で1日4回ポンピングオーバー。発酵プロセスの終わりに、各バッチを1回ポンプオーバーしました。(色の改善、硫化水素を除去するため)

マロラクティック発酵を完了するために、ステンレス スチール タンクに入れ、粗い澱の上に置きます。その後、5月末に樽(新フレンチオーク50%、2年、3年樽50%)に移されました。2 年後、1999 年 6 月に樽から取り出され、7 月に瓶詰めされ、1 年後に市場にリリースされました。モスウッドが 1995 年以前のリザーブ ワインのスタイルに従ってすべてのカベルネを作ったのは、これで3 年目です。瓶熟成。

オーストラリアのマーガレットリバーのカベルネと言ったら、カレン、ルーウィン、ヴァスフェリッックス、ピエロでしょうか。
この偉大な作り手の中でも私はモスウッドが最も好きかもしれません。生産量も知名度も劣るかもしれませんが、人間ぽい親しみのある優しいワインを作ります。これが自分にとっては非常に大切なワイン選びの一つにしているからです。

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