Jamsheed / Beechworth Syrah 2014 ジェムシード / ビーチワース シラー
オーストラリアワイン界のニューリーダー
知る人ぞ知るカルトワイナリージャコンダも使用するワーナーヴィンヤードのシラー。
とてもとてもエネルギッシュ。ブラックチェリーと黒コショウ風味で伸びやかな酒質、ワイルドな仕上がり。
JancisRobinson.com 17.5/20 points
【原産国】オーストラリア ビーチワース
【生産者】ギャリー ミルズ
【タイプ】赤ワイン (ミディアムフル)
【ぶどう品種】シラー(Beechworth産)
【アルコール 】13.0%
ギャリー・ミルズ
ジャムシードはペルシャ神話に登場する伝説上の王であり、インド神話の閻魔に相当する人物です。グラスを通して王国の全てを見渡す事が出来たと言われており、ワインが誕生する逸話に深く関わった事でも良く知られています。
オーナー兼ワインメーカーであるギャリー ミルズは一昔前からオーストラリアワインに冠されるカンガルーやコカトゥー(オウム)と言った名前に辟易としており、国際的に通じる名前を自分のワインへ着ける事を昔から考えていました。
ギャリーの経歴は変化と起伏に富んでいます。若き日に村田製作所の実業団に所属し、島根県に住んでいた彼は広島カープのプロテストを受ける程の逸材でしたが肩の故障により英会話の教師となりました。オーストラリアへ帰国後、故郷マガレット リヴァーでのビンテージ参加、ここから急転直下で彼のキャリアは変化していきます。日本語堪能なギャリーを見込んで、カリフォルニア ナパにあるリッジからワイナリーでの仕事が舞い込んだのです。5週間の滞在予定でリッジへと飛んだギャリー。しかしリッジのポール ドレイパーは彼の鋭敏な味覚と醸造センスを感じ取り様々な仕事をギャリーに課す事になりました。結果として2年半リッジ ヴィンヤードでワインメーカーとして研鑽を積み、果たして彼が愛するワインを自身の手で作るべくオーストラリアへと舞い戻ったわけです。
ギャリーのワインは彼が心から愛するブドウ品種シラーとリースリングを基本としています。そのスタイルは繊細にして優美。今やニューヨークタイムズ紙が、オーストラリア最良の生産者として特集する程に世界から注目される存在になりました。ギャリー ミルズはオーストラリアの次世代を担うバンディエラとして、その優しく澄み切った視線を未来を見据えています。
栽培 | 粘土とスレートの上に花崗岩土壌 |
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醸造 | 100%全房発酵 15か月古フレンチオーク熟成 無濾過、無清澄 瓶詰め前に少量の保存剤 |
数回会いましたがでかい。。プロ野球のテストに受けたのは納得の体格でした。
彼の家で皆でフットボールを見ながらメイヤーのリースリングを飲み、
オーストラリア人のフットボール愛を見つめながら(おびえながら、、怖いんですよあの人たちが熱狂する声と行動が、)楽しいひと時を過ごしました。
メルボルンから車で3時間程北上するとビーチワースがあります。
カスターニャ、ジャコンダ、ソレンバーグ、サヴァテッレなど一流レストランがオンリストするワインが沢山生まれています。
このワイン2014年度産。まだこの世にあるのが不思議なくらい。。海外ではもうあるわけがない。
自分が真っ先に飲みたいです。。