Basket Range Wine / Rose 2021 バスケットレンジ / ロゼSold Out
オーストラリアトップのセニエロゼを思わせるロゼワイン
Pinot Noir/Syrahの35/65混醸。糖度では無く、酸に主観を置いて収穫を決定し、収穫後はコールドソークして速やかにダイレクト プレス。古樽発酵、古樽熟成。ワイルドベリーや小ぶりのイチゴを想わせるピチピチの果実味に、シラーが持つ独特のスパイス感。僅かなミント香があり、ロゼとして非常に高いレベルの仕上がり。樽発酵によるクリーミーさが絶妙で、Farr Rising【ファー ライジング】のSaignee【セニエ】を彷彿とさせる美味しさがあります。
【原産国】オーストラリア 南オーストラリア州 アデレードヒルズ
【生産者】ショルト ブローデリック
【タイプ】赤ワイン ミディアム
【ぶどう品種】ピノ・ノワール(35%)、シラー(65%)
【アルコール 】12.4%
【公式ホームページEnglish】http://basketrangewine.com.au
ショルト、ルイス
今や絹羅星の如き人気生産者達が誕生した事で世界中のワインフリーク達から注目を集める様になった南オーストラリアのバスケットレンジですが、ほんの数年前までは誰からも特建て扱われる事が無かった小さく静かなコミューンでした。
Adelaide Hills【アデレード ヒルズ】という、同州にしては冷涼でエレガントなワインで知られる地区に於いて、その存在は知る人ぞ知るマイノリティだったのです。バスケットレンジワインは、その小さな衛星地区で最も古くに誕生したオリジナル。
Phil Broderick【フィル ブローデリック】のボルドー愛故に植えられたCabernet SauvignonやMerlot、Petit VerdotやMalbecを駆使してクラシックなクラレットを年間数百ケースだけ細々と作り続けて来たのです。
そして今何が起きているのかを垣間見ると実に興味深い状況にあるのが、この同地最古のワイナリー。第二世代である息子達が、彼らにとって生まれ育った故郷の地ワインが持つ、当り前な日常の味わいを目指しながら父親とは若干違ったワインを作り始めたのです。
ショルトとルイスの兄弟がワイン作りを学んだのは、彼らにとって最も近所にあるルーシー マルゴー。ナチュラルなアプローチが日常にある環境で育った彼らだからこそ出来る、自然体のワインが誕生しています。
自身とは違う姿勢を目指す息子達の背中をしっかりと押す父。
そしてそれに応える兄弟。
まだビンテージ3年目の新世代がどんな進化を遂げるか乞うご期待です。指す息子達の背中をしっかりと押す父。そしてそれに応え2年目の新世代がどんな進化を遂げるか乞うご期待です。
栽培 | 北向きの自社畑の側面からのピノ・ノワール (35%) |
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醸造 | 直接圧搾し、古樽で発酵させた後、古いフレンチオークで冬の間熟成。 |