Ochota Barrels / Control Voltage +5VOV Chardonnay 2016 オコタ バレル / +5VOV シャルドネSold Out
ミネラルとエネルギーの塊。異次元シャルドネ
900本程しか造られていないオコタのシャルドネ。ワイン名の由来はバンド用語で「テンションあげていこーぜ」=「+5VOV」というらしく、アンプについている音量をコントロールする部分の名前が由来らしいです。
まさしくワイン名らしく気分が上がるようなエナジーワインとなっており、非常に複雑でパワフルかつ繊細で美しさも感じる、ワインの味わいの無限性を感じるワイン。
【テイスティングコメント】2022.5月
ゴールデンパイン、グレープフルーツの白い部分、スモークレモン、ハニーヌガーのような充実した果実味。それを上回るしっかりとした酸と小石やオイスターの殻のようなミネラルがワインを支える。ワイン自体のエネルギー感や集中力の様なもの感じ非常に生命力があるように伝わってくるようなワイルドなシャルドネです。
【商品名】オコタ バレル / コントロール ボルテージ +5VOV シャルドネ 2016
【原産国】オーストラリア、南オーストラリア州、アデレードヒルズ
【生産者】タラス・オコタ Taras Ochota
【タイプ】白ワイン・ミディアムボディ ドライ
【ぶどう品種】シャルドネ 100%
【アルコール】12.3%
【公式HP】https://ochotabarrels.com(English)
タラス・オコタ
オーストラリアのナチュラルワインムーヴメントにおける伝説的な人物、故タラス・オコタが2008年に設立したオコタ・バレルは、アデレード・ヒルのバスケット・レンジで、ワインの愛好家に探し求められ続ける小規模で多様なワインを造り続けています。
タラス オコタはアデレード大学で醸造学を修めた後、数々の有名ワイナリーでワインメーカーを歴任してきた秀才でした。南オーストラリアではTwo Handsや Murray Street Vineyards、Nepenthe、更にイタリアのプーリアやシチリア、カリフォルニアではKunin、Bonnacorsi、Arcadian、Schrader、Out Post、 Hitching Post’sといったワインをスターダムに伸し上げた先に選んだ道が現在のオコタバレルです。それは妻アンバーと共に古びたワーゲンワゴンに乗りながら カリフォルニアからニューメキシコに掛けてサーフィンツアーをしながら思いついたアイディアで、生まれ育った南オーストラリアでクラフトワインを作るプロジェクトでした。
アデレードヒルズの中でも最も涼しいレンズウッドに居を構え、オコタが始めたワイン作りは只管シンプル。野生酵母発酵で無清澄、無慮過。バスケットプレスで古めかしく作る昔ながらのスタイルです。醸造過程では一切のSO2を拒絶しています。とはいえパンクミュージックとサーフィンがライフスタイルの中心にあるタラスが作るワインですから当然作りはファンキー。特に南フランスで出会った沢山のワインメーカー達や同じ集落で暮らすルーシー マルゴーやヤウマ達から大きな影響を受けて、そのワインスタイルは毎年どんどん変貌を遂げています。オコタ・バレルのワインに使われるブドウは、アデレード・ヒル、マクラーレン・ヴェイル、バロッサ・ヴァレーといったオーガニック、ビオディナミ、サスティナブルなワイン造りが広く実践されている産地から採られています。
複雑、活力にあふれ、確固たるスタイルがあり、アルコールも控えめなワインは素晴らしいピュアさが感じられ、カルトワインとしての地位を得ています。悲しいことにタラス・オコタは2020年に亡くなってしまいましたが、彼のヴィジョンは確かに彼の妻でワインメーカーであるアンバーに引き継がれています。
栽培 | アデレードヒルズのバスケットレンジにある小さな有機栽培のブドウ園から。 |
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ワインメイキング | 2日間スキンコンタクト。パンチョンとフレンチバリック樽にバスケットプレス。MLF発酵。16週間、毎週のバトナージュ。フィルタリングやファイニングなし。瓶詰め時のみ最小限のSO2添加。 |