ブレンド赤

Yarra Yering / Dry Red No.1 2015  ヤライエリング / ドライレッド1

Re022
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カベルネブレンドの最高峰。

1969年、最初の区画No.1にカベルネとマルベックを植えたことからこの名前がつく。

ブラックベリーやカシスのような濃縮された果実味にそれを支える酸ときめ細かなタンニン(渋み)によってバランスがとれ上品なテイストになっている。アニスや微かなベルガモットとセージのスパイスとハーブの香り。今飲んでも美味しくポテンシャルも感じるワインです。

【原産国】オーストラリア ビクトリア州 ヤラヴァレー
【生産者】サラ・クロウ
【タイプ】赤ワイン ミディアム~フルボディー ドライ
【ぶどう品種】カベルネ・ソーヴィニヨン67%/メルロ16%/マルベック13%/プティヴェルド4%
【アルコール 】13.8%

Sarah Crowe

MAP YARRA VALLEY

在庫状態 : 在庫有り

販売価格  ¥11,000(税込)

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ワイン手提げ袋 白  

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ヤライエリングについて

Dr Bailey Carrodus

ヤラ・ヴァレーの伝説、ベイリー・カローダス博士
ヤラ・イエリングは植物学者ベイリー・カローダスが 1969年、ヤラ・ヴァレーに興したワイナリーです。カローダスはオーストラリアのワイン⽣産の主流が酒精強化ワインであった20世紀半ば、ヤラ・ヴァレーで誰よりも早くスティルワインの⽣産を始め、その後のオーストラリアワイン産業に大きな影響を与えた人物として知られます。植物⽣物学の研究者であったカローダスは、ヨーロッパでの研究⽣活の後オーストラリアに戻り、オーストラリア連邦科学研究機構(CSIRO)のメンバーとなり、メルボルン大学で植物⽣態学の研究員として活躍しました。
その後、ローズワーシー大学で栽培・醸造を学んだカローダスはヨーロッパで出会ったエレガントで複雑なワインをオーストラリアで造るために冷涼地の栽培スポットを調査し、ヤラ川の南、ワラメイト・ヒルズ麓にその地を⾒つけます。植物学者としての経験を⽣かし、ブドウ栽培と醸造を独自の哲学と理論で切り拓いたカローダスは、1973年の初リリース以来、35年間に亘って理想を追い求め、ヤラ・イエリングの名声を不動のものとしました。

サラ・クロウによる再スタート

創設者であるベイリー・カローダス博士が2008年に亡くなった翌年、⻑年ヤラ・イエリングのワインのファンであり、ローダスの晩年に親交を持っていたケイズラー・ワインズ(バロッサ・ヴァレー)のオーナーに経営権を託し、同社の資本下でヤラ・イエリングは⽣産を継続しました。カローダスの後、ポール・ブリッジマンがワインメーカーを務めた時期(2009-2013年)を経て2013年、サラ・クロウがワインメーカーに就任。サラは2001年から9年間ハンター・ヴァレーのブロークンウッドでアシスタント・ワインメーカーとして活躍し、2009年「ハンター・ヴァレー・レジェンド&ワイン・インダストリー・アワード」に輝いた醸造家です。苗木会社のマネージャーとしてキャリアをスタートしたサラは、ヤラ・イエリングの畑を理解することから始め、カローダスが確⽴したヤラ・イエリングのワインのスタイルを大きく変えることなく、クリエイティブなワイン造りを自分の使命として取り組んでいます。サラがワインメーカーに就いて以来、空気圧式圧搾機の使用により、ピュアな果実味を引き出し、また白ワインのMLFの割合を減らすことでワインにフレッシュさをもたらすなどの手法が取り入れられてきました。赤ワインにおいても同様にフレッシュさや鮮やかな果実感を残すことを目的に、以前よりも短い樽熟成期間でリリースしています。また2013年からは海外市場向けの瓶詰めにスクリューキャップを採用しています。サラ・クロウは、2017年に⼥性で初めてジェームス・ハリデイ「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選出され、さらに「ザ・リアル・レヴュー・トップ・ワイナリーズ・オブ・オーストラリア 2021」 と「2022 ハリデー・ワインコンパニオン・アワード」の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」をダブル受賞しました。畑(28.0ha)畑はヤラ・ヴァレー北東ワラメイト・ヒルズの麓、グルーイヤー地区(Gruyere)のヤラ川左岸に位置。粘⼟質に砂と砂利が多く混じる、⽔はけのよい北向き斜⾯で、設⽴以来、無灌漑栽培が⾏われている。

受賞・評価
・Winery of the Year 2022/Halliday Wine Companion Awards
・Wine of the Year 2022/Halliday Wine Companion Awards
(Dry Red No.1 2019 )
・No. 1 at the Top Wineries of Australia 2021/The Real Review
・Winemaker of the Year 2017/Halliday Wine Companion
Awards
・Dry Red No.1 2015: James Halliday 99pts
・Dry Red No.2 2015: James Halliday 96pts
・Underhill Shiraz 2015: James Halliday 95pts

500Lの開口式発酵槽(ティーチェスト・ファーメンター)

栽培

水はけのよい砂質ローム、植え付け:カベルネとマルベックは1969年植樹、メルロは1969年と1990年に植樹。プティヴェルドは新しく取得した丘の中腹の畑で栽培。

醸造

手摘みで収穫したブドウを除梗、一部破砕して500Lの開口式発酵槽(ティーチェスト・ファーメンター)で発酵。フレンチオークバリック樽(新樽80%)で18ヶ月間熟成。
熟成 フレンチオークバリック樽(新樽80%)で18ヶ月間熟成。

日本トップソムリエの森さんはこのワインに合う料理はすき焼きで卵ではなくウニにつけて食べるという提案でした。確かに合うだろうなと。ウニの様なヨード感もワインには感じます。タンニンが目立つと臭みも出てしまいますが、非常に繊細なタンニンなので魚介系でもいけます。
問題はそんな食べ方と安くはないワインをご家庭でやれるか。余裕のある方はトライしてみて下さい。