Savart / Le Mont Benoit 2017 サヴァール / ル・モン・ブノワSold Out
サヴァールの極少限定キュベ シャンパーニュ
生産本数2582本の限定キュヴェ。レモンピール、ドライフラワー、カモミールの華やかなアロマ。サヴァールの真骨頂ともいえるミネラル、エレガンスを存分に堪能できる。
【原産国】フランス・シャンパーニュ地方・ヴィレール=オー=ヌード
【生産者】フレデリック・サヴァール
【タイプ】スパークリング・辛口
【ぶどう品種】ピノ・ノワール95%、シャルドネ5%
【熟成期間】48か月以上
【アルコール】12.5%【ドサージュ】2g/l
【デゴルジュマン】2021年2月
可能な限り自然であること
サヴァールは、モンターニュ・ド・ランス西側の8つのプルミエ・クリュの村のひとつ、エキュイユに所在するレコルタン・マニピュラン。1947年にわずか0.2haの畑からその歴史がスタートし、最初に瓶詰めをしたのは1995年と比較的まだ新しい造り手である。畑は現在エキュイユに3ha、隣接するヴィレール=オー=ヌードに1haの計4haを所有している。2005年に家業を継いだ3代目フレデリックがドメーヌの指揮を取るようになってから品質が著しく向上し、今やフランス国内外から多くの注目が集まる期待の星となっている。「ブルゴーニュの造り手が表現しているフィネス、深み、エレガントさが大好き。シャルドネ・ピノノワールと同じ品種を栽培しながら、テロワールを表現するという意味では彼らは頭一つ抜きん出ている」と語る彼は根っからのブルゴーニュ好き。フィネスや深みは畑仕事に由来すると考えており「可能な限り自然であること」を栽培のモットーとしている。そのため畑では殺虫剤・除草剤を使用せずに畑の掘り起こしで栽培し、天敵の虫を使うことで害虫駆除をしている。
ミネラル・フィネス・エレガンス
一方、醸造に関しては良いと思うものには積極的に挑戦する姿勢があり、父親ダニエルがステンレスタンクでのみ発酵を行っていたのに対し、新たに樽発酵を取り入れキュヴェごとに異なるアプローチを実践。「父の造るシャンパンは美味しかったが味わいとしてシンプルだった。そこで厚みと複雑味を与えるために樽発酵も取り入れた」と語る。彼はブルゴーニュでもシャンパーニュでも大切なのはミネラル・フィネス・エレガンスだと考えており、よりミネラルを引き出すために以前よりもバトナージュの回数を減らしている。また、無濾過・ノンフィルターでの瓶詰めといった改革も行った。こうした試行錯誤を経て生み出されるシャンパンはIWC誌やWA誌で特に近年高い評価を受けており、ワイン評論家のアントニオ・ガローニは「シャンパーニュにおいて、これからくるであろう素晴らしいポテンシャルを持つ生産者を探しているなら、サヴァールに注目すべき」と絶賛している。ガローニは数年に渡りフレデリックの造る二次発酵前のベースワインを樽から試飲しているが近年のそのレベルの高さに興奮しておりシャンパーニュのトップ生産者になるにはそう遠くないとの言葉を残している。
栽培方法 | リュット・アンテグレを取り入れ、殺虫剤や除草剤は使用しないなどオーガニックなアプローチをしている。 畑の状態だけでなく、土壌を科学的に分析し、「虫には虫」で対抗させる。どの虫が害虫であるか、その虫に対してどの虫が駆除効果を持つか等の知識が必要となります。 また、あくまでも自然にやさしい物質を使用し、基本的に化学肥料・害虫駆除の物質は使いません |
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ワインメイキング | ファーストプレスのみを使用し、樽で発酵。一部を除いてMLFは行わない。澱と共に熟成後ノンフィルター・無清澄で瓶詰め。 |