Hoddles Creek / 1er Chardonnay 2020 ホドルスクリーク / プルミエ シャルドネSold Out
ホドルスクリークの上級シリーズ シャルドネ
Top Paddock と呼ばれる特別な畑があります。丘の頂上の斜面に位置し、毎年明確に優れた品質のブドウが収穫されるため主に「1er / プルミエ」と名付けられた上級シリーズに使われる区画で、より良い作業を行うため栽培~醸造にわたってその他の畑とは別に仕込まれます。2001 年に植樹されたこの区画には主にシャルドネとピノ・ノワールが植えられ、樹齢を重ねるにつれ非常に高い評価を得るようになっていきました。
つい先日ジャンシス・ロビンソンがその記事において「(MWへの先入観を捨てた上で)ブルゴーニュ以外でオススメしたいピノ・ノワールの造り手」として、オーストラリアから数少ないリストに選ばれました。
優しいグレープフルーツやレモンにヒノキの様な新鮮な樽の風味。しっかりミネラルも備え、リッチで上質な味わい。
【原産国】オーストラリア、ビクトリア州、ヤラバレー
【生産者】フランコ・ダナ
【タイプ】白ワイン ミディアム ドライ
【ぶどう品種】シャルドネ 100%
【アルコール】13.2%
【公式HP】https://www.hoddlescreekestate.com.au
Franco D’Anna / フランコ・ダナ 1997設立
ヴィンヤードはヴィクトリア州アッパーヤラ・ヴァレー、起伏の激しい丘陵地沿いのホドルスクリークに位置します。1963年よりワイン商を営んできたフランコの周りにはワインが溢れており、ワインに囲まれて育ったと彼は述べています。実家のワイン商で仕入担当をしながらメルボルン大学で商業学修士をとったフランコでしたが、ワイン造りの夢は断ち難く、チャールズ・スチュアート大学に再入学、栽培学を修め97年にこの地に、彼が愛するワインを造るべく植樹を開始しました。
その後 2000~2002 年には Mount MaryのMario MarsonやRed EdgeのPeter Dredgeで、また2006年にはブルゴーニュで研鑽を積むなど、ワインのブラッシュアップに余念がありません。2004年には03Hoddles Cheek Chardonnay がヴィクトリアン・ワインショーで2つのトロフィーを獲得し、その存在を知らしめると、その後毎年のようにワインショーで Hoddlesの名前を聞くようになりました。2009年よりオーストラリアのフラッグシップ、カンタス航空のファーストクラス、ビジネスクラスの両ラウンジで供されています。
”Less is More”彼のワイン造りはこの一言に集約されます。人為的な技術を、極力加えることなく栽培、醸造された彼のワインは、テロワールを忠実に表現し、飲み手にまだ見ぬ Hoddles Cheek を想起させるに違いありません。ベスト・バリュー・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー2015を受賞。
栽培 | 丘の上部に位置する優れた日照条件の区画から。熱さに苦しみ生産をパスした19 年とは対照的に冷涼な気候となった 2020vt。涼しい早朝に手摘みで収穫。 |
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ワインメイキング | 除梗。ステンレスタンクへとプレスされ、野生/培養酵母による醗酵。オークへ移され 12 ヶ月間熟成(不定期にバトナージュ)。補酸はされず、フィルタリングおよび清澄剤も使わずに少量の酸化防止剤と共にボトリング。 |
現地にも行きましたがヤラバレーの中でも最も冷涼な区域で、非常に質の高いブドウが採れるといいます。フランコは非常に優しく、日本人の様な気遣いが出来る方です。人が造るワインは味わいにも人間性が現れます。フランコのワインはどれも綺麗でピュア、雑味など全くなく真面目な一面も見られるワインです。フランコのワインだから自分は安心して購入出来ます。