Brice / Heritage Brut N.V. ブリス ・エリタージュ
JLVergnonをスターダムにのしあげた、シャンパーニュ屈指の醸造家クリストフ・コンスタンが2019に参画
「エリタージュ=遺産」と名付けられたブリスのスタンダード・キュヴェは、長い歴史を脈々と継承されてきたドメーヌの知恵と経験の完成形的な1本。ブジー村らしい豊満でリッチなピノ・ノワールの味わいが存分に楽しめるスタイルです。
オレンジやレモンを思わせる爽やかさと柔らかさがあり、味わいがしっかり乗っており旨味と香りが爽やかさの中に同居しています。ゆえにバランスが非常に良いです。
【原産国】シャンパーニュ地方・ブジー、アンボネィ、グローヴ、ロッシュ・シュル・ウルス
【生産者】レミ・ブリスとジャン=ルネ・ブリス 醸造家 クリストフ・コンスタン
【タイプ】スパークリング・シャンパーニュ・辛口 BRUT
【ぶどう品種】ピノ・ノワール70% シャルドネ30% リザーヴワイン35%使用
【熟成期間】24か月以上
【アルコール】12%【ドサージュ】5g / l
【瓶詰め】2020年 7月
【デゴルジュマン】2022年 7月
https://champagne-brice.com
フラヴィアン・ノワック Flavien Nowack
『シャンパーニュ・ブリス』は1764年にシモン・フェティゾンによってブジー村に建てられたシャンパーニュ・メゾンで、古くから家族経営。その息子で、フランス革命と同時代に生きたニコラ・フェティゾンは、ブジーの初代市長(且つ3代目・4代目も歴任)でした。現在はブジー、シニー・レ・ローズ、ロッシュ・シュール・オルセスに畑を所有、グラン・クリュ・ブジーの畑は、17世紀末から脈々と受け継がれています。
1945 年にルネ・ブリスがこのエステートを引き継いでから近代化に取り組み、10 世代目にして『シャンパーニュ ブリス』の最初のキュヴェを立ち上げました。
1966年、ルネの息子ジャン・ポール・ブリスがドメーヌに戻るとオーブ地域にブドウ畑を拡大、1994 年には自社畑が完成しドメーヌでの元詰めをスタートしています。
その後12世代目のレミ・ブリスとジャン=ルネ・ブリスが受け継ぎ現在では毎年 約100,000 本を生産、生産量の 30% 以上を輸出しています。彼ら2人は生物多様性の維持・発展にも積極的に取り組んでおり、そのブドウ畑には「HVE=高環境価値」のレベル3認証がされています。
また、『ブリス』はシャンパーニュだけでなくブジー・ルージュ(赤ワイン)の醸造における権威としても長年その地位を確立してきています。その希少な赤ワインは国内の高級レストランや老舗ワイン商にのみ販売され、滅多に外には出回りません。
栽培方法 | ブドウ畑には「HVE=高環境価値」のレベル3認証がされています。 |
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ワインメイキング | マロラクティック発酵無し |
こだわり | ・最大限に成熟したブドウの収穫をすること |