Gentle Folk / Blossoms 2016 ジェントルフォーク ブロッサムSold Out
まるでカクテルの様に冷やして美味しい赤ワイン
一見究極のカジュアルワインに見えますが、突如オーストラリアワインの中に参入し、即最優秀醸造家賞を得るなど実力もすぐ示しました。年によって造りは違いますが2016は白と赤を同時にプレスし軽めの赤に仕上げました。アメリカンチェリーやブラックベリー、イチゴのようなチャーミングな果実味に溶けんこんだ、ほとんど渋みのないタンニン。メルローが多く入っているので少し黒果実味やスパイス感も感じる。このワインは非常に良いバランス感覚と酒質のキレイなワインです。ガブ飲み出来ます。
【原産国】オーストラリア 南オーストラリア州 アデレードヒルズ
【生産者】ギャレス・ベルトン Gareth Belton
【タイプ】赤ワイン ライト〜ミディアム
【ぶどう品種】ピノノワール、メルロー、プティヴェルド、シャルドネ、リースリング
【アルコール 】12.5%
【公式ホームページEnglish】https://gentlefolk.com.au
ギャレス・ベルトン
海洋生物学者(専門は海草)というユニークな経歴をバックグラウンドに持つジェントルフォークのギャレス ベルトンはワイナリー創設2年目に南オーストラリア州で開催される国際ワイン品評会「HOT100」で突如出現した彗星の如きシンデレラ生産者。
並み居る強豪を押し退けて最優秀ワインに輝き、オーストラリア中に衝撃を与えた若き才能です。
ギャレスはルーシーマルゴーの2代目アシスタント。アデレードから程近い海洋生物学研究所で働いていた際、街のワインバーでアントン クロッパー(ルーシー マ ルゴー)とジェームスアースキン(ヤウマ)と出会い、その翌朝には彼らがマネージする畑でブドウの収穫をしていたと言います。
海草の養殖やスキューバダイピングといった仕事の延長線上に生じた趣昧に時間を費やしつつも、どうしても仕事の時間を心から楽しむ事が出来ておらずに注意力が散漫になっていたと正直に話すギャレス。2人との出会いには運命が賛した強い引力を感じたそうです。
愛妻レインボと共にアントン達が暮すバスケットレンジにすぐさまお引越し。ルーシー マルゴーで働きながらワイン作りの基礎を学びましたが、やはりインテリジエンスが並外れたギャレスの吸収力は凄まじく「まるでスポンジみたいな奴だった」とアントンは言います。ジェントル フォーク(慈愛に満ちた心優しい家族の意)の挑戦はスタートしたばかりです。その歩みを目の当たりに出来る幸福を楽しんで下さい。
メルボルンにいた頃、ナチュラルワインを探しまくっていてこのジェントルフォークを見つけては買いだめしてました。それくらい最初に飲んだ時にセンスや才能を感じました。まああまり頭では考えず、ちょっと冷やしめにして楽しんで!というワインです。