Harkham / Aziza’s Semillon 2018 ハーカム / アジザ セミヨンSold Out
今のオーストラリアワインに於いて最も意思が籠められたワイン
祖母Aziza【アジザ】の名を冠した、Harkham Winesの基本となるシリーズ。
色調は完全なるオレンジ色、キャラメルの様な香ばしい風味が加わり、アプリコットやマーマレードの旨味が深い。元々非常にレベルの高いワインでしたが、素晴らしい進化を遂げております。
【原産国】オーストラリア ニューサウスウェールズ州 ハンターヴァレー
【生産者】リッチー・ハーカム
【タイプ】白ワイン ミディアムライト ドライ
【ぶどう品種】セミヨン100%
【アルコール 】12.0%
リッチー・ハーカム
ハーカム ワインズのリッチー ハーカムの送って来た人生を知り、更に現在進行形のプロジェクトを垣間見ると、実に驚かされてしまいます。全てを「人の為に」捧げる決意は揺るぎなく、その意思が反映されたワイン達。リッチーが今から4年前に一度バイク事故で心肺停止となり、奇跡的に死の淵から戻って来た背景を持っている事をご存知の方もここには多く居て下さると思います。重度の粉砕骨折を負い深刻だった左膝は、脳死の為に臓器関節提供を希望していた13歳の少女のお陰で、今では軽いジョギングまでこなせる程回復しました。現在彼はワインを作る事で得られる大部分の収益を貧困にあえぐコミュニティに学校を設立する為に注いでおりますが、それは決して偽善的要素を一切含まない、彼の心に最も大きな喜びを齎すプロセスだと言っています。元々マサイ族の少女達が通う学校に講堂を建てる事からスタートしたプロジェクトは、昨年ミャンマーに3つの学校をプレゼントする事に至り、今年は更に数校の寄贈を予定しているそうです。彼は血筋が超の付く程に裕福な家族の出身ですから、私もワインビジネスを含めて懐疑的な視線を持った事が過去にあります。しかしながら昨年実際に彼のワイナリー(ガレージですね)訪れて、その大いなる愛とワインの質が素晴らしい事を確信として持ち帰る事が出来ました。学問ではなく実体験に基づいたワイン醸造は、一般的に考えらえれている方向とは多少違い(特に白ワイン)ユニークでもありました。ネズミ臭を避ける為に逸早くボトリングをして寝かせるコンセプトを聞いた時は驚きました。
栽培 | オーガニック |
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醸造 | 一切の添加物を拒絶。ステンレス発酵、樽熟成。同時に彼はスキンコンタクトも長く行います。1年半寝かせてリリース。 |
薄旨系ワイン。しっかりナチュラルなワインだがネガティブな要素がなく
きれいに落ち着いてる。
過去にオーストラリアのテイスターマークベニーと日本トップクラスのソムリエ達と
オーストラリアワインのテイスティングをした時数多くのワインの中、このハーカムのワインが一番良かったと
挙げる方が多かったくらい完成度は高かった。